医療機関でも導入されている水素吸入器のスイソニアは、信頼性の高い商品として知られていますが、中には効果なしという意見もあります。
本当にスイソニアは効果なしなのでしょうか?
スイソニアとは
株式会社プロラボソリューションが開発・製造している水素吸引器「スイソニア」は、水素と水蒸気を同時に生成して、安全に水素を吸引できる機器です。
一般的に水素吸引では、水素を発生させる仕組みとして電気分解法が取り入れられていますが、この電気分解法は水から水素分子と酸素分子に分けるために電気分解し、そこから水素ガスのみを取り出します。
水素ガスは、火元が近くにあるだけで着火や爆発のリスクが高く、どんなに気を付けていても安全とは言い難くなります。
万が一、使用中に不意に火元が近くにあったり、コードのショートから火花が散る恐れがあったりすると大変危険であり、このようなリスクを完全に避けることは非常に難しいです。
一方、スイソニアでは水素と水蒸気を同時に生成する「過熱蒸気還元法」を採用しています。
この過熱蒸気還元法とは、水蒸気を700~750℃の高温で熱された特殊な還元剤(カートリッジ)に接触させることによって、水素が生成され、水素を含む蒸気混合気体を生成します。
酸素を水から物理的に取り除くため、余分に酸素分子が生成されません。
水素ガスではなく、水素と水蒸気を同時に生成することで水素を水蒸気に含ませ、吸入の際は鼻粘膜の乾燥を避けられると言う利点もあります。
安全性が高く、なおかつ効率良く水素吸入が可能できるため、医療機関や整骨院、エステサロンや水素サロンなどで導入されています。
水素がもたらす効果とは
水素には、どのような効果が期待できるのでしょうか?
水素は最も小さい元素であり、人間の体に深く関わってきます。
人間は体の機能維持のために酸素を取り入れています。
これは意識して行っている訳ではなく、自然と呼吸という形で体に取り入れていると思いますが、酸素を利用する際にはどうしても活性酸素と呼ばれる化合物が発生してしまいます。
同じ活性酸素でも善玉活性酸素と悪玉活性酸素が存在し、善玉活性酸素は人体の味方となりますが、一方の悪玉活性酸素は人体に影響を与え、人体を錆びさせてしまうだけでなくシミやシワなど肌の老化現象を引き起こし、さらにはがんやアルツハイマーなどの病気の原因にもなると言われています。
そこに水素が入ると悪玉活性酸素と結び付き、水へと物質変化させて体外へ排出してくれます。
これは水素が小さい元素であることが大きく関係し、元素の小ささによって人体の奥にまで入り込みやすくなっているため、体の隅々にまで行き届きやすく、悪玉活性酸素を排出しやすくなります。
疾病に大きく関係してくる悪玉活性酸素は、人体から取り除くことで多くのリスク軽減に効果的だと言われています。
水素は体内に取り入れても人体に影響を及ぼさないため摂取過多を心配することもなく、また悪玉活性酸素の成分となるヒドロキシルラジカルとしか反応しないため、水素によって善玉活性酸素が減ることもないので、水素吸引によって効率的な効果が期待できるということです。
スイソニアが効果なし?その理由は?
水素は人体に多くの効果をもたらすことが分かりましたが、なぜスイソニアに効果がないと思われてしまうのでしょうか?
そこでスイソニアで水素吸入を行った場合、どのような効果が期待できるのかをご紹介していきます。
抗老化ケア
加齢によって増えてくる顔のシミやシワは、これまで正しく行われていた細胞分裂が正しく行われなくなり、これは蓄積されてしまうと老化が進んでいくと言われています。
悪玉活性酸素は、肌の弾力や水分を溜め込むコラーゲンの酸化やメラニンの増加を促す物質であるため、これらの除去をすると肌の炎症が治まり、肌のたるみや美白へと導いてくれます。
自律神経
交感神経が優位な状態が続くと疲労が蓄積され、ホルモンのバランスが崩れていきますが、水素吸引によって副交感神経が優位の状態に変わっていき、自律神経のバランスが整い、リラックス効果が期待できます。
冷えやむくみ
女性に多い冷え症は、手足が冷えるタイプや内臓が冷えるタイプ、手足が冷たいが顔は火照るタイプなどに分類されます。
これらの冷え症は血行不良がほとんどであり、体が冷えることで様々な症状が出てきます。
この冷えの改善に効果的なのが水素であり、これによって指先や足先まで血液を巡らせて、増えすぎた活性酸素を体外に排出してくれるため体全体が暖まってきます。
さらに、血流が改善されたことでむくみの改善にもつながっていきます。
疲労
人間の体は、運動などで筋肉を多く使用すると体内に悪玉活性酸素が溜まっていきます。
しかし、運動した時だけでなくデスクワークなどで頭を使っている時にも大量の活性酸素が発生し、増えることで体調悪化や疲労につながってしまうでしょう。
体が疲労すると疲れが取れない状態が続き、起きてもすぐに動けないなどの倦怠感を感じてきます。
水素の力によって悪玉活性酸素が排出されると、疲労を感じにくくなり、食欲が出てくることもあります。
ダイエット
食生活の乱れや運動不足などの理由により、体内に悪玉活性酸素が増えてしまうと体の基礎代謝が低下していきます。
基礎代謝が低下してくると血液がドロドロの状態になり、血流の低下を引き起こすだけでなく、基礎代謝も徐々に下がっていきます。
そこに水素を取り入れると、高い抗酸化力により悪玉活性酸素除去を行い、基礎代謝アップが期待できるでしょう。
基礎代謝の上がった体は太りにくくなり、痩せやすい体質へと変わっていきます。
効果なしと言われてしまうスイソニアですが、水素吸入によってこれらの効果が期待できると考えられます。
水素はこれらの効果により、人間に体に多くの効果をもたらすことが分かりました。
スイソニアは効率的な水素吸引が可能
過熱蒸気還元法により効率的な水素を取り入れられるスイソニアは、高濃度の水素をできる限り直接的に吸引できる機器です。
なぜスイソニアにはそれが可能なのでしょうか?
飲むのではなく吸引だから
水素を体内に取り入れるのであれば、水素水でも同じ効果を得られるのではないかと思われるでしょう。
水素そのものを取り入れるのであれば、水素水でもサプリメントなどの方法があると思います。
しかし水素には特性として空気中に存在する分子の中で最も軽く、そのため体内に取り入れるまでの間に空気中に逃げやすいという部分があります。
少しでも効果を実感したいのであれば、濃度の高い水素を直接体内に取り入れることが効果的だとされています。
一般的な水素水には500ml中に水素が0.6mg程度含まれています。
スイソニアは60分の吸引で最大33.3mgの水素を取り入れられるため、単純に計算しても水素水より多くの水素が簡単に取り入れられるということです。
直接鼻から効率的に吸引するから
水素を体内に取り入れる際、スイソニアは直接鼻孔にカニューラという管を挿入するため、空気中に水素が逃げないようになっています。
これによって高濃度の水素をそのまま体内に取り入れやすく、60分という短時間で全身に高濃度の水素を行き渡らせられるでしょう。
スイソニアには効果なしとされていますが、実際にはスイソニアでしか高濃度の水素吸引ができないことが分かり、効果なしと言われる理由は類似品などの横行によるものだと考えられます。
スイソニアは高濃度の水素を発生させることから、吸収率や即効性の高さがあるため、医療現場やサロンなどでも導入されています。
健康的で若々しく元気で過ごすためにも、スイソニアでその効果を実感してみると良いでしょう。